吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
会いたいと思える人がいることが 何より私の 幸せである
12
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詠み人知らず
両替機 いつも故障し ロッカーの 難民になる 京都八条口
9
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詠み人知らず
まどろみの波に昨日を漂えばいちばん鳥が今日を連れ来る
28
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恣翁
秋の日の旧街道に 気まぐれな風吹き抜けて 雨を呼ぶべし
13
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舞
翳りゆく夏を弔う鈴虫の声はきこえず蝉むくろかな
9
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舞
たそがれる夕日を受けて一つ背も淋しくはなし暮れてゆくのみ
16
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サヤ
神様が勝手に決めた組み合わせなのに不思議だ君が大好き
10
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サヤ
規則的な人工呼吸器鈍い音聞いてる僕の呼吸を乱す
8
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安井シンゴ
そこに名があることが嬉しけれ真吾がシンゴになりし瞬間
5
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安井シンゴ
目を覗き鮮度を測る新物の秋刀魚の瞳はわれを写すか
10
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みやこうまし
陽の落ちて雲の白波いわし雲 残照に触れ 赤き絨毯
18
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まあさ
君がまだ 夏と遊ぶと 言ったから 秋雲拗ねて こっそりと泣く
23
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まあさ
ため息は もう、まだ、やっと それぞれの 苦しみはらむ 被災地に秋
23
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へし切
西の空 日はかたぶけば夕影に 君が影絵をまた垣間見る
29
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へし切
懐かしき手打ち野球の感触が残る手のひら昭和の遊び
22
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へし切
秋空の高きになどかこころ憂く夏の熱りの冷めやらぬまま
25
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千映
王冠にコマ受け走る弟の自慢気な顔子分の前で
12
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千映
お転婆がお婆となりて懐かしむよその兄弟毎日「あそぼっ」
9
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滝川昌之
駅の中ゆっくり歩くお年寄り 若いスマホがリズム合わせる
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コタロー
秋の夜孤獨の部屋で聽きたるは中島みゆきがとてもお似合ひ
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