詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
艶やかなふっくら生栗見つめつつ右手を想いフッとため息
19
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ひよこ豆
照れつつも笑顔をきりり輝かせ家庭を持つと末の子の言う
19
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滝川昌之
シャリシャリと果汁の絡む食感に僕らは秋をもいで味わう
19
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可不可
生皮はいで貼りつけたのか 静脈まで透き透って 油絵のくせに
9
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へし切
陽に透ける白き芙蓉の花びらを秋津の羽にかさねてぞみる
25
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横井 信
草香る稲刈り終えた水田に小鳥は集い楽しく踊る
12
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コタロー
旅先の腹拵へに味噌カツを揚げたてのままガブリと食べた
5
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夢
冴え冴えと 夜空に浮かぶ 白銀の 月より美し 君の横顏
6
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詠み人知らず
苦境にて光を捉えるその余裕しなやかなひと虹の向こうに
6
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藍子
香り立ち琥珀色したアメリカン心に沁みる朝の一時
22
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蔓葵
ながつきの夜半の寝覚めのさむしろに露おきそふる鈴虫の声
18
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舞
街の灯が消えているから星たちがあんな沢山みな輝いてる
11
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KEN
あれこれと思ひ巡らし夜籠もれば朝風に乘り禪寺の鐘
16
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夕夏
ふるさとのふじのたかねをかえりみてあおぞらたかくとぶとりをみる
7
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夏恋
真夜中に孫ちゃん生まれたんだけど名前がなんとかれんちゃんだと
12
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河のほとり
秋されば人こそ訪はねあともなくかよふ夕べの風のしづけさ
14
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横井 信
秋風の迷い込んでる電車乗り彼岸花咲く川辺を過ぎる
16
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へし切
秋庭にむくげの花の咲きたるがこころ清しき空の青さよ
20
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只野ハル
雨降りの秋の夜にはあの駅にあなた探しに逢える気がして
7
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おんぶ
君のこと ごくりと丸ごと飲み込んで 同じ場所に黒子が欲しい
5
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