詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
遠花火青田道から見て居れば音の振動は確実に伝わり
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千映
シャンソンの「再会」祇園言の葉で耳に心地よき感動の夜
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灰色猫
海求め生またばかりのうみがめの子供のように旅立つ少年
22
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灰色猫
青春の空へ放ったナイフなら今も額に刺さってますが
25
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灰色猫
風を受け立ち上がろうとする君のその仕草の美しさ
20
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灰色猫
泉へと呪いの指輪を沈めゆくもう誰も苦しまなくていいように
20
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しずく☆・.…。
凌ぎ難き晩夏を野分が連れ去りて天高き空秋の涼風
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舞
夏のみを知りてや逝ける蝉の声ひたすらに鳴け命限りと
24
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舞
しばらくは闇をとどめよ恋うひとの思い出と寝るつゆのひと夜を
23
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舞
朽ちてゆく日々の残滓をうたとして色のみのこせ一輪の花
24
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舞
階段を駆け昇りゆく若者の背を見上げたる老い踏みしめて
24
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舞
何時からか飾りリボンも無くなれど含めば甘く妻のチョコなり
24
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舞
買い来たる毬藻ふたつのビン底に添いて生きるを妻と愛でつつ
26
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舞
晩酌す記憶のなかの父の背に問いてみたくも酒の苦さを
26
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舞
鈴虫を夢やうつつと聞きながらつれなく明ける独り寝の秋
26
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舞
誰がために紅つけ初める恋うるべき名もまだ知らぬその唇に
28
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舞
吾が胸に花ひとつ有り見る人も知る人も無く密やかに咲く
31
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舞
この子には良き事あれと頭をば手鋤きす母の皆同じ顔
15
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舞
老いてゆく母の縮む背この人から産まれ出でたるこの不思議かな
16
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
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