詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
飛んでいるタケコプターが飛んでいる誰かのかつらだけが飛んでる
25
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KEN
つるはみの落ちる音こそ寂しけれ秋の衣に心染め行く
28
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横井 信
雨上がり涼しい風に流されて藪蚊は止まる半袖の腕
16
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しずく☆・.…。
何手もの 読みを重ねて 棋士の指す 一手一手は 命の軌跡
27
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ひよこ豆
解放感 ほんのり酔いで少しだけ孤独を歌にはきだしてみる
20
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ひよこ豆
ひとり夜仕事終わりのご褒美にほんのり冷めたコンビニおでん
21
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夢士
寂し気な傘に近づく人影の去りしその後ビニールの傘
14
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夢士
雨あがり座席にぽつりと寂し気な青き絵柄の雨傘ひとつ
15
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千映
行きつけぬ病気見舞いの連続は病人よりも疲れると知る
15
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詠み人知らず
癒えるまで愛した時の半分を過ごして渡る思い出の河
9
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コタロー
病床の母を訪ねる手土産に吾の投稿歌載りたる雜誌
15
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深谷真雪
まず飛んでこそ強くなるはずなのに強くなってから飛べという父
9
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深谷真雪
ひとり子はありがたくもあり重くもあり一挙一動見守られては
11
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千映
退院日 茜の空に包まれて千五百歩ゆくり愉しむ
15
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恣翁
紅き灯の滲み初めたる 夕暮れの甍 小寒き色に染まれり
16
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舞
老いらくの恋などしたき夕暮れのひとこいさせる茜雲かな
14
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詠み人知らず
紅の牡丹一差しあれば影の差す障子の内も艶めかしかな
11
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秋日好
二度読めば滲み出るのは自己愛とうぬぼれ以外の何者でもない
13
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秋日好
神様を信じられない僕だけど世界を股にかけてはばかる
13
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聴雨
降り初めの雨音に心かたむけむ午前三時のまどろみの中
17
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