君丸のお気に入りの歌一覧
ななかまど
窓あけて雨のにおいに思い出す母と歩いた番傘の路
11
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大田純己
幸せを運ぶ四つ葉に願ひ込め栞に閉ぢる若草の色
9
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へし切
彼方より雲は流れてこの空に誰が泣く涙ふらしけるかな
26
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沙久
喝采の中でささやく歌声は歌の女神の降臨に似て
16
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あゆか
桑の実でくちびる染めし昼休み昭和の鐘が廃校告げる
27
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萱斎院
みじかよを明かしかねつる憂さならば 逢ひ見しまへに返りてしかな
10
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中野美雄
橙色の百合のひらきてヨブ記読む何故花は散り人は死ぬのか
12
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灰色猫
砂浜に打ち上げられし廃船の方位磁針はいまでも海を
26
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工藤吉生
高校の頃の自分に出会いたい嫉妬渦巻く目をのぞきたい
7
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灰色猫
眠りという静かな別れ寂しくて母の寝言に言葉を返す
28
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己利善慮鬼
願うのは誰かの夜に光る星誰かが気付く小さな光
8
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灰色猫
幾千の手紙が空から降る夜に郵便ポストは役目を終える
16
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灰色猫
穢れなき真白であった堕天使の黒き翼の虹の光沢
15
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詠み人知らず
さ緑の若葉 繁きに一際に 赤き新芽の艶 眩しかり
23
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詠み人知らず
またしても 末席リザーブ恥知らず だからみんなも詠えばいいよ
14
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詠み人知らず
見上ぐれば 天に月影燦然と 寂しかりけり 夢の旅路か
14
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詠み人知らず
粉砕し産廃にした物がある 老害上司の 単なるイジメ
16
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児島白汀
眼閉じ ただ黙すれば 耳鳴りの音の向こうに 弥陀の微笑み
8
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詠み人知らず
鈍かれど 他の心根に 透け見ゆる 卑しさばかり 悟るぞ悲しき
19
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あゆか
いなり寿司供える前に減っているお前いつから神やってんの
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