君丸のお気に入りの歌一覧
紫草
書くことをやめれば音は戻りきて小さな小さな命の羽音
22
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北窓
七夕の願い浮かばず日は過ぎて一周忌までひとつきを切る
6
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ななかまど
真っすぐに地平線へと消える道二十歳の我に会える夏の日
7
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舞
うたた寝に見し夢のみのうつつなれ覚めれば寂し霜おく頭
8
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灰色猫
あめつちの猛威にもがく慟哭へあまたの星の短冊よ降れ
21
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灰色猫
短冊に世界平和と書いてみる己自身が破壊者なのに
14
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万陽
雨上がり 青空映す 水たまりホッとひと息 安堵の心地
9
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まあさ
うたのわの歌読み今日は七夕と気が付く雨の七月七日
20
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詠み人知らず
弾かるる白き雨粒 つのる不安 刻過ぎゆくも君が見えぬに
3
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へし切
あかねさす照る日に映るあふひ草すずしみどりの色をそへつつ
21
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コーヤ
キラキラと光る水面に揺れ映る優雅な影は白鷺の舞い。
20
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詠み人知らず
星空は ロマンテイックと思えども 柄杓の形 作れぬ悲しさ
15
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逢桜カイン
暴君の如き心に塩味の嵐吹き荒れ慟哭の梅雨
3
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灰色猫
こそばゆい芝生の息吹感じてる少し裸足で歩いてみようよ
19
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灰色猫
平凡な幸せすらも築けずに君の面影囚われたまま
18
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詠み人知らず
永久にとの 人の心は移ろふに 愛でらるる今 深く刻まむ
17
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萬朶櫻
夢は夢 果たすも斷つも 泡沫の憂き春の世の 霞なるらむ
6
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灰色猫
雨あがり澄んだ世界の片隅で僕にとってはあなたが虹で
18
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灰色猫
人の目も届かぬ場所で一人でも自分に嘘を吐いたら終わりさ
17
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灰色猫
十代は恥ずかしいほど素っぱだか終わりはいつもひとりぼっちだ
17
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