君丸のお気に入りの歌一覧
児島白汀
そのかみの太子想えば 今の世を治むる人の修羅ぞ悲しき
6
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澄舟
歌詠むは時にとどめを刺すに似て研ぎに研ぎての言の葉放つ
31
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詠み人知らず
城のある町にて冬の蠅が飛ぶのんきな患者が檸檬をかじる
7
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己利善慮鬼
「恋してる」告げる言葉は震えてて「そうね」と返す声も震えた
3
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灰色猫
公園の真ん中にひとりどっしりと日向に眠る猫の風格
24
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詠み人知らず
春風に押し流さるる花筏 咲けど虚しき吾が身にも似て
13
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詠み人知らず
ウィンクの 合図の意味はわかるけど 残念 君は両目を瞑る
17
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灰色猫
さらさらと初夏を流れる川辺にて稚鮎を釣りし麦わら帽子
23
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安井シンゴ
風鈴を指で弾いて来る夏の音色聞きたし八十八夜
14
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リクシアナ
風ひかる空知平野のどこまでも菜の花つづき雲流れゆく
29
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詠み人知らず
ぼんやりと暮れる空の藍色に夏の氣配が 溶けて沁み出す
11
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萱斎院
恋ひわびてよをあかすかなほととぎす 夢とも知らず鳴きかるる声
11
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灰色猫
追いかけた君の背中はいつだって僕を残して羽ばたいてたね
24
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コーヤ
紫のしだれる袖を艶やかに緑舞台に山藤が舞う
22
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矢島 聡
かけ上がる 坂の上に 厚い雲 下がる坂道 滑走路 飛べる
6
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コーヤ
紫陽花の変わる花いろ織り成して輝く時をうたに詠みおく
21
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洩矢転石
きみにしか出来ないことがあるように探してるんだぼくだけのうた
11
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野々花
哀しみを放ちし空を見上げれば風に戸惑う一片の雲
28
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己利善慮鬼
「おしまい」の続きに何か書きたくて明日の空の色を探した
7
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Chico
いつかまた うたのわだちに まつかぜのその「ハルモニア」 よみかへる日に
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