詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
式終えし親子の会話洩れ聞こゆ眠気吹き飛び聞き耳たてる
16
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へし切
年ごとに腰の痛みに音を上げてこころも萎える老いの日々かな
22
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千映
母の髪整え鋏いれながら逆転したねと会話が弾む
13
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萱斎院
さわらびの野にもえ出づる春されば 袖のこほりも風にとくらむ
12
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河のほとり
花はただかなしく散るをながめましまためぐらざる春にありせば
20
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千映
片肺で最期の力振り絞り娘と笑う母の可愛さ
11
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詠み人知らず
世の中は三日見ぬ間の桜花明けて令和の清風に咲く
15
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藤久崇
月光に 知る若立ちの 和風に 花香のせゆく 御代替わりかな
16
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藤久崇
梅を継ぐ 辛夷を継ぎて 桜咲く 世継ぎ祝わむ 花も人をも
19
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舞
花まだきアイヌひとらのこの地にも月和ませる早春の空
8
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KEN
咲く梅の 笑みのまことを 試すかも 冷たき霙 山野邊に降る
14
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藤久崇
望月に 光の風の そよ吹かば み花と愛でむ あらたまの年
12
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横井 信
咲き揃う季節の花に導かれふらつきながら進める一歩
19
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へし切
春の陽に俯き咲きぬすずらんの花にぞ君を想いけるかな
23
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千映
鼻チューブ付けて「令和」の文字を書くよく生きられたとベッドの上で
13
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夕夏
わがむらもさほどいなかじゃないけれどひとはへりゆくしごとばえらび
7
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神田央子
疎まれる餘生になるとは豫想せず多分望まれ生まれしものを
5
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舞
校庭に子供らの声戻り来る弥生つごもり北国の春
9
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詠み人知らず
眞青なる空に乾杯白木蓮 眞白きこころ天に獻じる
7
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詠み人知らず
春告鳥やうやくこころさだまりぬ運命(さだめ)のままと心に聞かす
4
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