詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
ひとひらと またひとひらと 山櫻 水面に寫る やまぶきの上
19
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青き銀椀
野苺を口に含みし幼さに赤らめる実のみづみづしさよ
15
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青き銀椀
あかねさす君が朝にも清しさは葉にひとしづく残す春とも
14
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横井 信
花影を涼しく風は抜けて行く寄り添う人の言葉をのせて
12
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横井 信
こいのぼり さくらの花を見送ってやさしく泳ぐ夏色の空
24
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へし切
愛おしき孫をいだける喜びに浸れることは命なりけり
21
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横井 信
雲間から静かに浮かぶ満月の見下ろしている葉桜の道
20
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神田央子
春の暮急な日沒バス降りる足元怖きが掴む背は無し
7
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神田央子
身内とは縁切れしこと支援課に告げし後見る去りし子の夢
7
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神田央子
緑増す草木の中で黄を深め所在を示す竹の秋かな
12
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夕夏
しゅうにゅうもじんこうみつどべんりさもかくさひろがるとかいといなか
9
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詠み人知らず
瑞々しき早緑の萌ゆ丘に座し語らふ友垣しばし若やぐ
14
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KEN
ただ靜か こころひとつも 殘さずに おぼろ月夜に 止めどなく散る
20
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横井 信
人混みに杖を持つ手が震えてる見上げる空に霞む弦月
18
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リクシアナ
明かすより秘めたることの多かりき墓無き吾のパンドラの箱
22
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へし切
風にのり大空を翔るおおわしの気高きこころ君な忘れそ
24
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蔓葵
ひさかたの光の色の数みえてなほ花ひらく巴里のあけぼの
19
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青き銀椀
汝が歌の聞こえて見えてこころにも読めて礼する春散りやまず
16
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へし切
授かりし 小さき命の産声に勇気をもらい そして父になる
25
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萱斎院
糸さくら散り敷く色のはかなさは こぼるる花の名残なりけり
9
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