蔓葵のお気に入りの歌一覧
さいおん
秋風乃 寒夕尓 鴈之鳴乃 鳴渡流音 聞者寂茂
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うすべに
風を切る薄い上着がたよりない 焚き火恋しい急な秋冷え
7
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さいおん
春去而 渡来足来 乙鳥乎 形乎不見者 秋更尓蹴
10
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へし切
賛なれど 身は浮草の根も絶へて 川の淵瀬に浮きつ流れつ
14
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名鈴
人踏まぬ 庭に茅の 茂るらむ 燕去にて 静まれる宿
17
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名鈴
つばくらめ 古巣は親が 守るとや 雛飛び立たば 里見返らじ
13
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滝川昌之
夜なべして母が擡げた編み棒のごとく揺れるか紅の鶏頭
16
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千映2
吹く汗を拭う傍から秋めいた風が流れて一息をつく
11
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うすべに
うなだれた萩のむらさき滲ませて 虫の音かくす秋雨の音
12
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滝川昌之
格下の相手に苦戦 格上と自負したときに敗けていたのだ
14
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千映2
秋めいた風に当たれば膳メニュー味噌汁一番旨しと思う
6
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灰色猫
はじめての雪の世界を踏んだとき禁止事項はなにもなかった
13
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萱斎院
秋萩の咲きてうつぶくむらさきの 色ふかけれど絶ゆる虫の音
10
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武蔵野
八月も 最後の暑さ うだるよう 突き刺さる屋根 おひさま照らし
7
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詠み人知らず
私の事などろく興味もないくせに雑談ついでに詮索する奴
1
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へし切
徒に咲き 徒に散りぬる憂き世かな 燃えて消えゆく線香花火
16
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ななかまど
深々と生きとし生けるものたちを隔つことなく匿える橅
13
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滝川昌之
老い人の宿り木としての図書館の休館の日の避暑を愁うや
16
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うすべに
黄緑に衣替えする田に埋もれ 白いリボンの麦わらぼうし
11
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行宮偏(仮之名)
人語など解することが特徴であった海獣つれていたひと
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