蔓葵のお気に入りの歌一覧
灰色猫
いつからかひとりぼっちが楽なんて心はなんて脆いんだろう
10
もっと見る
普徳亭大崇
我もまた 勇ある人の 志 伝える思い 堅き石原
2
もっと見る
へし切
神頼む 相も変らぬ対策に コロナ退散 豆撒きするか
11
もっと見る
うすべに
灰色に傘持つ指の先にまで 落ち葉を濡らす雨のつめたさ
8
もっと見る
灰色猫
また明日も飛鳥の川は一輪の死人の花を咲かせ流れむ
5
もっと見る
灰色猫
あしひきの峰に祀らる犬神は信ずる者も世も哀れまず
8
もっと見る
灰色猫
葦垣の乱るるままの破れ屋に妖しき笛を聞きにいかずや
7
もっと見る
灰色猫
あさとりの通ふ渋谷はまだ青く澄みし空気は鳥ばかり知る
9
もっと見る
灰色猫
あさつゆの水の命は恋ひ泣きて陽に焼かれえば凍りなむやな
7
もっと見る
へし切
病院のシステム変わり フロアーの密なる中に 会計を待つ
11
もっと見る
灰色猫
白色の傘にこもって雨音のリズムのままに三笠の春へ
10
もっと見る
舞
果てなくに朝日明けゆく青の空風にしたがい雪光り翔ぶ
10
もっと見る
うすべに
雪風にすすきがうねる海原に 舟を漕ぎ出す竹きしむ音
8
もっと見る
へし切
十月 肌も寒き秋しぐれ 寝も寝られずに眺め暮らしつ
14
もっと見る
橘
十三夜ススキや栗をお供えし為に呼ばれる栗名月と
8
もっと見る
ななかまど
杣人も久しく通わぬ山里をあまねく照らす十三夜かな
12
もっと見る
ながさき
哀しみの 泪とともに 過ぎてゆく 秋の名残の 十三夜かな
14
もっと見る
滝川昌之
平日のニトリを歩く妻たちが手に取りながら置いてく時間
13
もっと見る
名鈴
如ならば 同じき花に あらましを 違ひて絶ゆる 恋にあらねど
12
もっと見る
さいおん
験無 恋雖渡 吾背子乃 便絶波 敢無物鴨
6
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[89]