蔓葵のお気に入りの歌一覧
痴光山
畝に並む甘藍は抱く実を抜かれ空しき底に梅雨の玉水
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滝川昌之
ちょっとでも無理な要求隠し合い三十余年も続いた妻と
18
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スヌーピー
窓辺より雲の流れを眺めては心躍る広がる青空
4
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うすべに
ゆうぐれのうすい水色吸いとって 花にひろげるあじさいの魔法
11
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さいおん
見まく欲り 我が待ち恋ひし 宵月は 雲間渡らひ 見ゆるものかも
13
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さと氏
胸中の荒ぶる波に耐へかねて後ろめたくも我が身委ねる
4
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さと氏
苔むした稼業に精を出しかねて色鮮やかな紅蓮を愛でる
2
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トウジさん
国民に責を負ってというのなら先にお手本見せてよ「代表」
5
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水無月
寒い日に負けじと耐えて咲く花に父も病に負けませぬよう
5
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チョコあずき
気の利いた 言葉も知らず ただ日々の 心の移ろい 仕舞ううたのわ
4
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横井 信
読んでない本の続きが気にかかる冬の雨降るまだ暗い朝
13
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飛和
「寂しい」と「寒い」は似ていてとりあえずポインセチアをひとつ購う
10
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うすべに
街はもうノエルのうたにきらめいて 赤い実ゆらす街路樹照らす
10
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なりあきら
音もなく 雲なき空を 飛んでゆく 朝の港に 海鳥がゆく
5
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へし切
落ち葉して ふふみあり待つ櫻木の 春まだ遠き冬の落日
11
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なりあきら
山の端に 朝日が昇る 草も木も 姿を見せて 動く朝かな
3
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灰色猫
孤独には耐性あるよ平気だよひとりぼっちにしないでいてよ
6
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灰色猫
この夜もらんらんらんと浸かってるひとりぼっちにひとりぼっちで
7
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灰色猫
また夜がひとりぼっちを連れてくる朝まで語り明かすのだろう
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灰色猫
星たちが友達なんて寂しげにひとりぼっちで旅立たないで
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