蔓葵のお気に入りの歌一覧
うすべに
夏空に にくらしいほどくっきりと紡ぎたくなる綿雲泳ぐ
10
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河のほとり
いかばかり悲しきことのありとてや声ふり立てて蝉の鳴くらむ
11
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河のほとり
さみだれも止みぬる空に良きことを心晴れてぞ思ひ出でたる
9
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河のほとり
事もなく過ぐる月日を祈りつつとにもかくにも世に経けるかな
7
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河のほとり
山風にこころの塵を払はせてもの思ふことを忘れてしがな
11
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河のほとり
思ひ侘びいも寝ぬ夜は結ばざる夢よりほかに逢ふよしもなし
10
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へし切
頼めるは消えてはかなき泡沫の久しくとどまりたる例なし
11
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さいおん
足引 生駒乃山乎 所越乎 易雖云 妹懸乍
10
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うすべに
池の面に森の涙のひとしずく あじさいゆらめく睡蓮の夢
9
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KEN
つくよみの おし照る神影 烟らせて 姿知るかも さみだれの雲
10
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舞
湯のまちを長閑に歩む老い人らいつ時いらい手をつなぎつつ
7
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さいおん
此処の辺に 紫陽花八重にも 四片にも 一片そよに はるか偲ばむ
10
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滝川昌之
梅雨空とくくれどかなり局地的「所によって」の「所」に豪雨
16
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舞
静か夜の烏珠の髪火の酒と煙草の似合う女であった
7
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さいおん
五月雨乃 人乃姿波 日並乃 里乃晴間波 雖不有良
8
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綴迷停
君が今思いのほかに淋しさを纏いながらに認む文に
2
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綴迷停
僕はただこの虚しさのやりどころ君に向けるは我儘と知り
3
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名鈴
長雨に 池の水さへ 替はるかな 未だ湿れる 朝の釣り殿
10
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さいおん
白髪為 吾子乎孫可戸 云者波 吾乃父因 兄人之翁
11
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音弥
提案を退けようと頑張るも結局父の日俺シェフとなる
9
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