詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
八慧(やゑ)
恋いわびる身にはせつない南天の実に雪が降りかかってる朝
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林林
三枚の布団に四人雑魚寝する狭いけれども楽しい我が家
115
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灰色猫
背負うことなんてないんだその背にはしっかり生えた翼広げて
27
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まあさ
愛という単語使わず愛を詠むあなたはとても愛されてます
27
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朔夜
ひとの目を気にしないとはいわないが白いキャンバスかくのは私
6
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夏恋
もう一度夢を見たいと思わせる隣のベンチの少女のギター
26
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コーヤ
冬枯れの淋しさ誘う木々の間にポインセチアの赤が眩しく
27
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恵
ほろ苦いガトーショコラを贈ります 私の辛い恋の味です
40
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恵
手を延し「母さん」でもなく「おい」でもなく最後の言葉は母の名でした。
38
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恵
あの人のワイシャツの袖折り返すわずかな仕草が大好きでした
100
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美津村
皿の上の最後の一つを譲り合ひ互ひに老いたり妻としずかに
91
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ゆりこ
空も海もほんとうは青色でなく正しいことは見えにくいんだ
15
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矢車菊
記憶には残らないかもしれぬ日の秋空高く万国旗、咲け
29
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澄舟
生ビール温まぬうちに飲み干してまだ読みかけの歌集を閉じる
10
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西村 由佳里
ふっくらとコートはおればふっくらと心ふくらむお出かけします
9
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村上 喬
雷鳴を頭上にいただく僕たちは気持ち昂るアブナイ夜だね
15
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石川順一
不意に吹く風が葉裏を露わにし全ての濃さを薄くして行く
80
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麻
かきくらす深山の末葉散るほどに霧もほのかに紅葉つ木漏れ日
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伏間かづき
「堪忍な、君の都合もわかるけどうちは無理や」と蚊を叩く夜
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鳴海
香港の百万ドルの夜景でも放課後の夕焼けに勝てない
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