滝川昌之のお気に入りの歌一覧
び わ
病院の待合苦労今日はなし家内と共にインフル注射
6
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詠み人知らず
仕事しろ 五年の監視 自由はない ギャンブルだけ 稼ごうとして
2
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横井 信
里山の小さな森も秋深く実りけるかな冬鳥の声
14
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可不可
濡ら濡らと街の灯うるむアスファルト 私の傘も夜光虫
8
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朔夜
雨は止み空は青ざめ逃げてゆく今年の秋は深くなりそう
5
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うすべに
だぶだぶのシャツだと忘れて左手でボタンを探す日曜の朝
8
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梅星
たち離れ大阪越えて三重の人いかにいかにか匂へ袖の香
1
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ななかまど
唐突に空に穴ある心地してビニール傘をたたき降る雨
13
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梅星
月影に揺れる尾花の音もなくしづ心のみあらし吹きなむ
1
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みをつくし
三人して友の墓前に火を燈す 四人揃ひてみんな少年
31
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詠み人知らず
幼きは 一人ままごと 神社にて 栗に団栗 枯れ葉にのせて
4
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名鈴
誂へし 紅葉襲の 華やぎも 野辺の草には 相応ふものかは
16
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舞
休日のたまに朝寝の二人して夢やうつつや言葉交わしつ
8
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ガビー
諍いて下宿へ帰る我の荷に 母の入れたる真っ赤な林檎
10
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南都
電線の烏の群れを音符だと云ふ火野正平は歌人なり
3
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び わ
伝七朗兄の敵(かたき)と戦いを武蔵冷静策おこたらず
3
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詠み人知らず
人生の 家庭も違えば 方言も違う 生きた年代 彼と笑いあう
1
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横井 信
まだ雨は降り続いてる離れゆく嵐の足音 ゆっくり眠る
10
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さちこ
文春の雨に打たれてぬかるみを歩むあなたを今も私は
6
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朔夜
石垣が窓の端より白くなりお外はもしや雨やも知れぬ
4
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