滝川昌之のお気に入りの歌一覧
痴光山
高蒼穹に紛れ囀れる落ちひばり 真っ逆さまに畑へ紛れぬ
5
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ななかまど
思い立ちイヌノフグリと名付けたる牧野博士よ春が始まる
19
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渡 弘道
昔の恋より便り染井吉野派遣先の名無き労働者
2
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へし切
もういいよ 咲いてもいいよと囁いて 蕾を濡らす木の芽雨かな
22
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呼吸
掃除してこころ清める日々なればいつかは働ける事信じて
3
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音蔵 雅秀
知らぬ間に 己れの欲に支配され 俺が私が 寂しき生き方
6
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ゴンちゃん
親子だものと呟いてみた吾は遠のく文を愛しく思う
2
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谷真澄
聖女にはなれずもがきて君の手を離さぬずるさ鈍色の空
7
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ハーコット
盗み見ることもできずに俯けばカップに映る君の横顔
6
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茂作
去年の春あるじ逝きしと人の云ふ 家に咲きたる水仙の花
15
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び わ
手話の会短文を手話表現す鶴の舞うごと手指躍らせ
6
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夢花火
あれがしたい これもしたいと 欲があり 地に足つけて 働き言えば
2
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夢花火
ハンニバル レクター博士 見抜くなら 見てもらいたい 人が寝ている
2
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夢花火
神に耳 囁く心 聞いてくれ 私は悪魔に 飲まれたのかな
2
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夢花火
偽善神 剥がれたメッキの 貧乏神 人に巣食いて 骨までくらう
1
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夢花火
目的を 金銭向けた 彼の目に 配信やめる 決断をした
1
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白﨑さき
ダサくても幸せに生きるためなら涙も頰で乾かしてやる
9
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笹舟
寒烏 以津真天と嘆く鳥辺野の 声啄みて無常を解さむ
6
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兎桃
陽だまりの軒に吊るした洗濯の乾く速さに春来るを知る
10
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兎桃
春分の嵐の後の空澄みて真白く光る十二夜の月
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