滝川昌之のお気に入りの歌一覧
うすべに
風まじり 桜の花芽濡らしても 梅は散らすな春の夜の雨
14
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横井 信
やわらかく雨の香りに包まれて見上げた花に遊ぶヒヨドリ
9
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柳井サラ
摘み取られれば枯れるしかなく寒がりな人が育てた雪見草
3
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つゆふみ
「事故」でなく「事件」と真の名で呼べば復興でなく再犯防止
8
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つゆふみ
東西を問わず列島の飲み込まん明日も構える西太平洋
6
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可不可
三日月を放り投げてもブーメラン 忘れた頃に帰って来る夜
9
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あんて
今でしかいられないのにいつかなどいつか一番きみの特別
3
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あゆか
ボン・ジョヴィのイッツマイライフ聞いている初めて知った意味深な歌詞
6
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つゆふみ
沈黙は祈りとなれど睨まねば大本営が埋め尽くす和語
7
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とはと
背き日に名乗る仮名マリに似て丸く収まる言い訳食べて
1
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とはと
用を足す犬と待つ昼風に飛ぶあれは下着と思う帰路あり
3
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とはと
暑気に蒸し仰ぎ見る月覆う手の幼き声にオヤと答えて
3
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行中納言中将知師
春山をおぼろかにする薄霞 翳みなくせよわが恋心
7
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幸子
人生のゴルフボールよ池や砂、芝の抵抗乗り越えて飛べ
8
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麻矢
琵琶湖には行ったことがない晴れた日に君を誘ってゆくこともない
10
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麻矢
血の濃さよ娘のあごの吾に似る花びらたちは互いを知らず
3
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KEN
みやこざさ 春の霙に 濡れ打たれ 凍え松陰 眞野川の岸
9
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秋日好
花冷えに頭もたげた水仙もプリムローズに屈み折れ逝く
14
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秋日好
鉄の道文化圏にて秘められた金屋子さまは男か女か
7
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舞
秘すほどに満ちくる想い少年は初む苦しみを恋と名付けし
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