藤久崇のお気に入りの歌一覧
萱斎院
あおあらし桐のかをりのほのめきて きみ偲ばするふるものがたり
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青き銀椀
休日の暮らし沁み入る啄木の歌集読みつつ午後に入りける
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青き銀椀
明けゆくを三日月も見へぬ空仰ぎいやに心の障る風かも
13
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松本直哉
籠り居の身こそなぐさむここちすれさつきの朝のくれなゐの薔薇
4
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て
クロールに火照るうたた寝の教室を撫でつけた風 今どこを吹く
7
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KEN
初夏や 足裏に哀し 藪椿 小鳥恋歌 囀ずればなお
11
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松本直哉
どのようなさみしい音がするだらうもしすずらんにすずがあつたら
11
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是瓜
あの花が空をおしあげてると知りそれが落ちてくる日を知った。
7
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千映2
憧れの納涼床での乾杯が遠くに夢と化する寂しさ
5
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滝川昌之
家で耐え外で怯えてきっとこの忘れえぬ春いつか偲ぼう
20
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深谷真雪
荒れ狂う嵐に向かう背中たちを支えるひと欠片でありたい
5
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松本直哉
いちはつの花咲きいでてたらちねの母の忌日のしづかなる午後
10
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恣翁
うらうらと 暮るるを知らぬ春の日に 壬生狂言の 眠気催す
16
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舞
秘す名をば言の葉に呼ぶ夜衣を解き交わすひと 夢と知りせば
11
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舞
豊平の清し流れは花待ちて今目覚めんと北のはや春
12
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蔓葵
花ながらあはれきるべき藤衣はるばる人の訪ひもこそすれ
12
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KEN
澪隱す 山櫻かな 吹く南風に 殘す若葉の 後を託して
16
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ななかまど
雪どけや水に山靴ぬれはじむ山に近づく山が近づく
14
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えんとつcafé
水鏡そっと素足で踏むように水の匂いの五月を歩む
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えんとつcafé
自転車にのれた瞬間ともだちのリストに風も入れる小三
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