藤久崇のお気に入りの歌一覧
恣翁
ありありと 古風な破風の輪郭を 毘沙門堂の 暮雪に見せけり
17
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絮谷新
金色の稲穂を渡すささめきは「泣くのはおよし」と風の搖籃
27
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絮谷新
人のなき石の廣場に劇場の消ゑてはためく黒き天幕
27
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絮谷新
冬の田に子らの歩みて冠雪の朝影光る遠き山脈
31
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沙久
気が付けば アップダウンの 波が来て 身動きひとつ 出来ずに沈む
16
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コーヤ
紅梅の 命の開く その瞬間の輝く姿 心と和む
20
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河のほとり
葦鴨の霜置く羽も池水もやがて氷らむ月を映して
18
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河のほとり
山里は春とも知らず花はまだ夢の園生のなぐさめにして
21
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河のほとり
めでたきはうつろふ春も白波のさかり常なる浦々の花
18
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呉竹の憂き節
去年の関あけて春には逢坂や雲に告ぐなる鳥の一声
10
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呉竹の憂き節
おのづから知れるまことの光にて春や昔の隔てあるかは
10
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呉竹の憂き節
長き夜の限りを今日と思へども我身の憂さは明けむ方なし
9
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呉竹の憂き節
嘆きつつ今年もけふになりにけり憂きも連ねば敷島の道
9
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呉竹の憂き節
春霞衣かけたる日も月もをりはへ守る影とのみ見む
9
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呉竹の憂き節
百くさの花の都に香をとめて寒さはつ音の驚かすかな
22
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呉竹の憂き節
翁さび雲の海にや帰るらむ祈るをかねてわがかづきつつ
4
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呉竹の憂き節
うたかたの憂き世は露も頼まれず待つかひあるはつひにゆく道
7
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呉竹の憂き節
千早振る神にまかせむ大空もかけて絶えせぬ鳥の心は
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呉竹の憂き節
思ひ知る憂き身の淵を出でやらで立つ瀬に年の跡もなき世と
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桐生賄
向日葵に負けず眩しい その笑顔僕の心に恋の花咲く
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