藤久崇のお気に入りの歌一覧
ななかまど
今日は雨万年筆の乾くまで日記を見つむ独り居の午後
16
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舞
「酒呑みが呑めんくなったらおしまいさ」父の背思う酒余す夜に
13
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名鈴
紅葉にも 照られぬ君の 面持ちの 秘むる下思ひ 今ぞ知りぬる
18
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滝川昌之
鋭角はホールケーキの中心に家族の数の幸突き合わす
16
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トウジさん
結婚の祝いにもらいし木犀はいまし芳し君なき宿に
11
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朝比奈
葦火たく湖畔の縁の薄煙 今年の業を皆仕舞いつつ
18
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ななかまど
色の神いろは楓にこれ程の赤を与えしことを諾う
11
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ひげじぃ
食台に名物並べどひとり膳 今宵は汝と分かち合いたき
13
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只野ハル
飼い犬と歩いた頃を思いつつ裏山の道ひとりぶらぶら
8
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ryotak
髪冷やす神田の川の夕暮れは、風呂屋ぞ冬のしるしなりける
10
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滝川昌之
発芽する落穂のごとき切なさよ双葉で止まる寒き朝顔
16
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うすべに
遠い日のきみの言葉が引きもどす 恋したことも昔語りに
9
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ななかまど
コロナ禍に自粛をときしあの人の声よみがえる密集の街
12
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艸介
かへりみる人もはや無き捨て野にて 尾花手招く秋の夕暮
14
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横井 信
さまざまに迷った後も振り向けば僕の歩いたひと筋の路
17
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滝川昌之
市庁舎の投票所にて期日前 理由はその他、「分散」とする
13
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詠み人知らず
朝日浴び 二人歩いて 買い物へ 今日のおかず ぶりの照り焼き
5
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へし切
此度こそ夢をみせてと願い行き何故か空しき投票のあと
18
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名鈴
離るまじき 君の契りの 固ければ 我はうらみの 石となる身よ
10
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橘
予防線おのれはしっかり張りながら他のプライバシー犯して恥じず
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