詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
「またここで会いましょう」とは確約が出来ないと笑い消え去った君
26
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コーヤ
柔らかな 春の陽射しに まどろめば 抱かれた母の 温もり覚ゆ
19
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コーヤ
賑やかな 桜の裾の 土手で会う 草間で覗く 真白き野ばら
14
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たたみの目
この歳で 歌人デビューは 楽しかな 春の嵐も そよ風になり
21
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たたみの目
短歌には 七が三回 出てくるが わたしは質を 二回流した
10
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ヒラヤノリコ
言葉から導き出さるわが身あり襟を正して心澄まして
10
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夢士
白髪の媼のごとし雪柳今をさかりと風に揺れをり
13
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石川順一
スナックかお好み焼き屋か迷いけり中央町の同じ番地に
12
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石川順一
仮眠とは時間が削られ行く事か布団に入れば終りと思ふ
11
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灰色猫
名前なき流星があった証明にきわめて薄く瞳切られる
14
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灰色猫
心象に夕立は降る夏の日のほたるのひかりが途絶えし夜に
17
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灰色猫
進化上海を忘れた植物の追憶として水杉はある
13
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灰色猫
肉体と卒業をした君のため僕はみなとで凪を歌うよ
16
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灰色猫
思想から死んでしまった神様を心の奥に埋葬しておく
18
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夏乃
「しか」でなく「しいか」と知りて恥ぢ入れり詩歌にかなを振りし己に
8
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みろく
火葬場の煙突見上げ母が言う「あなたに何も知らせるなって」
27
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舞
花を見つ風を感じつ明き朝妻に背おされ今日も会社へ
8
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秋日好
浅はかな恋愛はなく身も心切られるばかり傷つくばかり
14
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秋日好
九百の子苗を残し二日前今朝のバス通遅延が憎い
9
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夕夏
いみてーしょんにほんとうのにせものとひょうじしてうるいみねーじゃんか
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