詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
何てない朝のひと時夜の憩い語らいなどを幸と言うらん
12
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詠み人知らず
子の幸ひ 願はるるこそ親心 あはれ頭を垂るも厭わず
17
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詠み人知らず
手荒れとは 皮膚の上にて バリア張る常在菌が 死滅すること
13
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野々花
お相撲を好きになったら歳なのよ貴女も仲間 私の仲間
12
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タイム
朝一番支度して出る健診に一抹の不安ぬぐい隠せず
9
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コーヤ
新緑の 青葉の山路に 初夏の風 笑むる躑躅の 香も乗り寄りて
19
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詠み人知らず
体重計 にらめっこする 誰彼も この時だけは 純粋乙女
14
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恣翁
背擦る 少婦が掌 咽喉の辺に震へる魂を 飲み下さすらし
18
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只野ハル
伐り過ぎて立ち枯れた薔薇そのままの根元に草が生え水をやる
22
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詠み人知らず
人は鉄 焼いて鍛えて刃にもなる それでも錆びる やがては朽ちる
34
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夢士
宵を待ち開く花弁や愛くるし一夜の花と知りて愛しむ
22
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夢士
金柑の若葉に芋虫なんとしょう若葉も虫も芽生えた命
22
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千映
同じ日に友の夫の三回忌喜寿古希祝う複雑な吾で
9
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りんす
あ、母さん、えっとね私、わたし、うん、 用はないけど。(今度帰るね)
8
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石川順一
親指と人差し指の谷間蚊刺す液体蚊取りのスイッチを押す
12
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藤久崇
雨過ぎし なごり涼しき 野の先に 時を伝うる 雲ぞ伸びゆく
22
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みやこうまし
梅園の梅の実つらら 爽やかな匂いをくれる わが散歩道
19
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野々花
若い娘に穴あきジーンズ褒められたけどファッションじゃないの貧乏なだけ、
17
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詠み人知らず
変はれぬと 焦躁感に煽られて 変はらぬことの意義を忘れる
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詠み人知らず
すいか描く皮と果肉とあとひとつ現代の児ら知らぬか種子の在処
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