藍子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
残り糸繋げて編めば襟巻きの幾何学模様照れて笑うよ
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三蛙
「君の阿呆!」夕日に向けて駆けながら叫んでしまった自分は阿呆
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三蛙
長い雨だったあのころ呼びさます季節は静かな決意もたらす
10
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三蛙
ともすれば時の早瀬に身を投じ忘れてしまいがちな思いを
13
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三蛙
惑う夜 孤独の暁 眩む朝 それでも僕はここを逃げない
6
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三蛙
壊滅は想定済みの事態ゆえリーサルウェポンここで投入
5
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日置鳩子
さえずりに色のあるなら晴れた日は七彩だろう箸墓古墳は
16
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日置鳩子
ローソンは牧場だろうひとびとの思い思いに草を購う
12
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日置鳩子
なごやかにお子様ランチの旗抜かれ彼方で消え入る赤んぼの声
14
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日置鳩子
溶けきれずカップの底に残りたる砂糖のような君の眼差し
24
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日置鳩子
三歳と溶接マスク越しに見た脱皮したての緑の太陽
13
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可不可
ハイスピードカメラでギロチン撮る様に 秋の夜長すべる三日月
7
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可不可
父いまだプラチナブロンドイケメンか 或は禿げて唯のメタボか
6
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可不可
樹々の彩うつろふ様と似てゐても 再びは無い人の訣れも
12
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可不可
紅葉から白雪とけて萌黄から青葉くりかへす御色なほし
8
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可不可
モンブランみたいなロングヘアーだと 男子に後ろ髪つかまれますよ
6
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コタロー
一面のコスモス畑に包まれてマリアの像も微笑んでゐる
7
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コタロー
秋晴のゴーカート乘る親子連れ未來へ向かひ走らせてゐる
6
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コタロー
芝生には銀杏落ち葉が敷かれつつ少年野球を皆が觀戰
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コタロー
あちこちに紅葉浮かせる古池を居場所と定め鯉が泳ぎぬ
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