藍子のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
月が出て 夜空に穴が あいている あの向こうには 何が在るかな
58
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芳立
御声きく花にもならではつ霜のおきまどふ身と思ふ朝かな
13
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浅草大将
行く末に光ばかりを見むとして君がこころの闇を知らざり
69
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さゆ
あのときにあーすりゃよかったとかじゃなく あのとき時間が止まればよかった
10
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山崎ふゆ彦
おそらくは最後の卓球となるだろうガンの転移を告げた君とは
15
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桐生賄
長男と テレビのクイズ 応募して 届きましたよ 「だよん」グッズが
22
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リクシアナ
さざ波を 立てて早苗田 若葉風 空の銀色 水面に歪む
21
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麻
西の方入る弓張の月夜見に祈るは他に何かありけむ
28
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高松 蓮
葉椿の つやめく波に うずもれて しばし眠らん 固きつぼみら
9
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高松 蓮
霧雨に 浮かぶタワーの 暖灯が つかの間招く 夢幻の世界
5
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詠み人知らず
信号の待ち時間だけ空を見る 息を吸い込む 光を浴びる
27
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詠み人知らず
休日の讃岐うどんに葱がない 代打不能の 偉い野菜だ
30
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千映
落ち葉焚き夫と子の写真新聞に大騒ぎした遠い過去ある
12
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千映
二部式の着物で歌う演歌にもこころ晴れやか力入れる吾
12
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澄舟
白きレース水に沈める指先に絡まるままに光と化しぬ
6
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澄舟
日曜日ひとり散歩にほがらかな着信音に返信を受く
8
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恣翁
南向く廂の間へと 床移し 冬の日差しを一人占めせむ
25
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美津村
寝転びて目薬を差すトラックの前窓高くたつ夕の虹
16
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美津村
吹き出でし夜の季節風に右ひだり押さるるトラックを運転してゆく
8
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美津村
五十分眠れば必ず目が醒めるトラックをとめては仮眠する癖
10
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