藍子のお気に入りの歌一覧
まあさ
特集の ような地方紙 文芸欄 九州豪雨の 短歌が並ぶ
19
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林林
消えないであなたの心の灯よたとえ嵐が吹き荒めども
28
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夢士
子嵐の去りて夕暮れ蝉しぐれ一息つきてうたのわの園
20
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滝川昌之
期待した息子二人は外食で妻と見上げる素麺の山
27
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秋日好
半分の芝生を刈って火を吹いたマシーン前に思考停止す
19
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へし切
鳴く蝉のいつしか声の変はりたるあはれ聞くとや秋の夕ぐれ
26
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大野 冨士子
感情が前後左右に揺れだして ついに僕から 抜け出したのだ
58
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inosann
今日一日「あれもやりこれも」と言う吾に「お互い様よ」と返す妻あり
18
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ながさき
過酷なる 風雨に耐へて 二千年 命をつなぎ 岩盤に立つ
31
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滝川昌之
下の名を呼ばれた気がして振り向いて仏間に落ちた鬼灯ひろう
23
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滝川昌之
加速度がついて減りゆく夏休み ジタバタはじめる蝉も子供も
22
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まあさ
蝉たちの 恋の季節が 終わらない 遠慮しながら 飛ぶ赤とんぼ
23
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まあさ
鈴虫の 声聞き開く 朝刊に 仮設の鍵の 引き渡しの記事
20
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秋日好
ぐうたらでも祝う妻いてよかったと思って欲しい また誕生日
23
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ながさき
幼稚なる 脅迫まがひの 売り言葉 それに応じる 能無し指揮官
23
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滝川昌之
後悔は夏の盛りに買ったまま湿気て点かない線香花火
19
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まあさ
戦死した ご主人へ今も ラブレター 綴り続ける 媼の語り
23
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大野 冨士子
有史より不断に流れる愛と血は七十二年で語り尽くせず
65
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inosann
戦争を知らない子等も共に生く七十二回の終戦記念日
25
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己利善慮鬼
優しさを赤い絵の具で塗り潰しこれが心と叫び続けた
8
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