詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
今日といふ魂のかぎりとむらさきの垂るる重みをゆめうつつ受く
14
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青き銀椀
昼過ぎてバラの咲けるを陽の差してぬくもれる花くれなゐにして
8
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滝川昌之
親をうつ家具屋の娘はかぐや姫 月へ戻さぬ匠の裁き
23
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つゆふみ
三万の命毎年奪い去り「戦争のない時代」をかざり
9
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舞
痩せ蛙負けるな一茶ここにあり 老いゆくのみの枯木身ひとつ
5
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舞
古池や蛙飛び込む水の音 五月雨濡らす花を揺らして
5
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千映
焼き印の令和のどら焼き食みながら母の頑張り凄いと思う
8
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び わ
時々に様々起こるそのことが神が授ける贈り物かな
8
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横井 信
連休の街にやさしく雨が降る部屋で静かに追う文字の音
18
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行宮偏(仮之名)
脇に付す日付にふむと独り言ち 令和元年五月一日
13
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まぽりん
扇もて灯影に舞ひし御簾のうちの少女ゆかしき夏の夜の夢
36
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まぽりん
花さそふ宴の酔ひの手枕に名残りかすめる有明の月
35
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灰色猫
万世を越えこし万葉名にせらば新しき世や平和ならなむ
25
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舞
なにとなくこ慣れぬままに昭和から平成の御世新た令和へ
8
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青き銀椀
地に敷くは五枚は花と見へけるをツツジ残れる長雨が跡
11
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へし切
あらたしき春をふたたび迎ふ日のしぐれ静かな和むこころに
25
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青き銀椀
シリウスを見失ひしあとを生きてゐるマリーゴールドに今呼びかけつ
9
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つちだゆういち
平成の光源氏と仇名され令和となりて罪も許せよ
11
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滝川昌之
元号が替わって令和に降る雨はまた零からと振り出しの雨
18
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詠み人知らず
新た世の天地うるほす春雨のもの柔らかに令和のスタート
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