詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
あま音に令和の零時は起ち上り祕めやかにカミ闇を濡らしむ
17
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滝川昌之
平成の最後の歌は皆様へ感謝を込めてお礼は(令和)友へ
22
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滝川昌之
定年の花束抱いて妻の元帰るくらいが俺の退位さ
22
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灰色猫
伝令を走らせ給え次の世へ平和を願う文を持たせて
28
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コタロー
象徴の摸索續けた天皇の最後の言葉平成終はる
12
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藤久崇
梓弓 引くることなき 君が世の 幸も継ぎなむ 苔生す先まで
20
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千映
曾孫の名前を覚える脳はなく自分の子育て辛さ語れる
9
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雪柊
観光地待っている時間はお手の物オチャラカホイに「どの節繋いだ?」
10
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雪柊
観光地 声無き行列家族連れ視線の先にはスマホにゲーム機
9
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藤久崇
一すじの みどりのいとの 昇りたる 空に火の色 雛罌粟の花
15
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まぽりん
木の実にも時雨ふるらむ育みし柞の森のかれぬる秋は
36
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千映
あっけなく散り急いだ木蓮の白さばかりが脳裏に残る
15
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青き銀椀
咲きがけるあぢさゐあはきむらさきのやがてつやめく色そなるらむ
12
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青き銀椀
見るよりも咲くが先なる花と見へて今の世なべてありきと思へば
11
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舞
夢たちを食べ散らかして残る影集めて紡ぐ道は黄昏
10
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つゆふみ
あの島の病は東京にこそあり日本に住むと和語が狂うの
7
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び わ
きがつけば高齢の波われもまた愛車の窓を繰り返し拭き
6
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KEN
討ち死にの 魂歸らむと 覺ゆほど 波波迦眩しき 山城の跡
16
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青き銀椀
しづけくを大人しくしてゆく春の夜の雨聞くもべきと惜しまれ
13
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へし切
むらさきの都忘れの花みれば恋ふる人さへ忘るものかは
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