沙久のお気に入りの歌一覧
葱りんと
眠ってる 猫に顔寄せ 深呼吸 「疲れたよー今日」ご褒美肉球
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葱りんと
空見つめ 悪態つきつつ 手動かす 雪ハネ後の水 甘露なるかな
10
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葱りんと
「青春」が分からなくって辞書をひく 磨耗しつつも 身の内にあった
10
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雪柊
四年前 六花眺めた嬰児は真赤な頬で雪と戯れ
13
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雪柊
これからは毎年雪を見るたびに君の生まれた冬を語れる
19
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滝川昌之
転居先不明で戻る年賀状 紙切れ一枚分のサヨナラ
23
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滝川昌之
飛びたくて飛びたくているいつの間に親より高く飛ぶ羽を得て
22
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滝川昌之
凍て雲が覆って消した街の色ぽつりポツリと灯く梅の朱
21
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滝川昌之
給水のランプが点いて停止する加湿器を見る老いの早朝
20
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滝川昌之
美しく見えてもそこは他人の雪 掻くも嘆くも他人の自由
21
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林林
しんしんと雪を眺める子どもたち濡れた手袋ストーブの上
22
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林林
道の雪溶けても少女の雪だるま残っているよ一緒にいるよ
17
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林林
まっさらな雪に足跡つけるのは二人で一緒、いっせーのーせっ
16
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林林
ふんわりと枝に積もった雪たちを「きれいな雪」と子どもは掬う
16
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詠み人知らず
真夜中の赤いきつねがうまいのはたぶんわたしが人間だから
7
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詠み人知らず
ベイスターズファンなのでしょうこの空も君がはいてるパンツの色も
6
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詠み人知らず
踏まれても踏まれても尚、吾が輩は猫である尚、名前はタマだ
12
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詠み人知らず
上を向き歩いていたら猫を踏むピンクの猫はごめんと言った
7
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葱りんと
よく冷えた 雪道ギュッギュッと 音鳴らす スコップ楽器で お返しザクザク
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葱りんと
大雪の 東京に明日 向かふれば 北国の彼も 戦々恐々
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