詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
萎れつつ 蕾を抱く 芥子薊 風花遊ぶ 公園の隅
14
もっと見る
横井 信
ビル陰にピンクの花が風に揺れ春待つ僕のこころを急かす
12
もっと見る
詠み人知らず
隣人は他人の顔して横柄に歴史認識改めるべしと
10
もっと見る
夢士
吹き荒れる寒風つきて帰宅路流れ来る香や夕餉の支度
14
もっと見る
へし切
とつぜんの血圧降下 スタッフに走る緊張 内視鏡検査
18
もっと見る
滝川昌之
地団太を踏んでは手に息かけ合って幼子と母にバス停の冬
22
もっと見る
しずく☆・.…。
新幹線 旅立つ人の 背を押すは 色々あっても ビーアンビシャス
35
もっと見る
横井 信
姿なき冬の朝陽に溶けている優しい声は母の温もり
12
もっと見る
KEN
蒼白く 光る衣に 身を包み 眠る女神の 音無き吐息
11
もっと見る
夢士
丑三つの空に半月昇り来ぬ窓開け放ち寒風を入る
14
もっと見る
灰色猫
お薬を飲むたび体が痛がるの体に眠りを与えなくっちゃ
24
もっと見る
へし切
年経れど避らぬ別れの哀しみの涙ににじむ水茎の跡
22
もっと見る
うすべに
バス停に寡黙な背中 列つくる 居待ちの月が見送る家路
15
もっと見る
コタロー
新聞に投稿したる短歌載りスキップしつつ散歩に出たる
9
もっと見る
滝川昌之
雪雲に挑むがごとく初午の幟は立ちて春招きおり
19
もっと見る
しずく☆・.…。
言うはずの 事を言えずに ラテアートを 崩して外の 景色を見てた
27
もっと見る
雪柊
砂浜の小さな貝殻思わせる抜けた乳歯の白さ愛しく
16
もっと見る
雪柊
愛しくて解れた肌着も捨てられず君が生まれて五回目の冬
10
もっと見る
inosann
不安から御守り代わりに助手席に吾を置くなり 事故後の娘は
17
もっと見る
KEN
雪止めば 西に狼 北に妙 東につくよみ 春少し降る
15
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[339]