麻のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
風にのり 己の蕾 搖らしつつ 春先香る 甘色が光
1
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月虹
君は何を耐へてきたのか幾年の恋路を過ぎし春を待つ梅
23
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葱りんと
じんわりと ぬくい太陽 雪崩れ 側溝走る 水音は春
2
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まあさ
涙ふき汗を流していた君が 咲かせた季節外れの桜
3
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洩矢転石
もしかして水さえおいしくする魔法きみにかけられたんじゃないかな
4
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鍬乃呑
高きから低きに流れ器にも従うそんな水になりたい
3
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林林
冬の夜水道蛇口を開けて寝るみんなの夢が凍らぬように
4
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萱斎院
ゆるるかに賀茂の流れのかはらじな 色のうつろひうち嘆くとも
5
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沙久
もうどこにいるかわからぬ貴方への手紙を小瓶に入れ海へ放つ
3
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なかしぃ卿
今は亡き水面に映る妹が顔時の流れに歪み消えゆく
3
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千映
イメージの悪き男に酒入り別人のごと可愛く見えた
18
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千映
懐かしき転勤先を思い出し博多一本締めに力入れ
12
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君丸
もういいと 思う気持ちの 弱さより 負けじ抗え 僕の自惚れ
6
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秋日好
繋がれぬ身体ふたつは紙切れに縋りて歩む人の字のごと
14
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まあさ
今週の猫ちゃん おはよう 一週間 笑ってられそう かわいい川柳
14
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inosann
山々を橋でつなぎし山陽道ま下の家々つつましく見ゆ
26
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秋日好
清流の滝と鳥居を分断し父母の家見降ろす山陽道かな
21
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千映
冬なんて忘れるほどの青空にこころは春のガーデニングする
16
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河のほとり
ながむれば入り日さしたる峰々に雪のつもりてしづかなるかな
17
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絮谷新
白雪や椿の花の散ぎて懐紙に載するたまゆら
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