リクシアナのお気に入りの歌一覧
へし切
もがきつつ果つる底なき暗闇にかすかに灯る明かりをさがす
28
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林林
突然に不安に駆られ遺言書したため気づく未整理のもの
17
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林林
結婚し初めての冬どんぶくを羽織る夫にどんどん福が
16
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ゆりこ
誰もいないヨットハーバー寄り添って歩いた風を忘れはしない
22
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恣翁
細棹の塵を払ひて 音締めをし 忍ぶ恋路や 爪弾きてみむ
22
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舞
二人して旅人となりアルバムをめくりて廻る越え来る山河
13
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林林
根の生え口傷ある葱のうつわ替え一厘下に根っこのあかちゃん
12
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詠み人知らず
極寒の商店街の真ん中に 社会鍋だけ 置かれていない
14
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野々花
雪掻きのされた歩道を忙しくつがいの小鳥ちょこちょこ走る
12
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乙女田虎子
幼き日父は林檎の皮をむき飽かずと眺めた赤い螺旋を
12
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矢車菊
来ぬひとを待つ冬の夜 月のない夜はいつまでつづくのでしょう
10
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へし切
冬荒れて吹く風寒し目に涙くもる景色の雪化粧かな
25
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舶女チェルシー
「友チョコが本命よりも重要!」な乙女の国の国家機密知る
6
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聴雨
つぶやきか昔語りか鉄瓶のまろき湯の音なつかしきかな
14
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舶女チェルシー
三食をこしらえ仕事も恋もして好き好んでなる不自由の女神
9
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芳立
挑みてしわが跡はありくさまくら旅を思ひて靴のひも結ふ
5
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舞
北風にたゆたいて飛ぶ波花の冬の空ゆく白儚げに
17
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ゆりこ
色白の 米寿迎えた 彼の女が 紅さしたいと 紅を求めり
15
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舶女チェルシー
常夏の気配が恋しい寒い日にパイン飴の穴を覗けばハワイ
5
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矢車菊
雪の中つなぎ合う手であたためるこんなやさしい別れの予感
22
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