夕夏のお気に入りの歌一覧
舞
古き日の夢は浮かべど摩訶不思議一昨日の日の夕飯忘れ
1
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可不可
磨かれて売られて買はれて盗まれて 石ころだった頃を夢みる
3
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原磯絵馬
その首に鈴をつけたいこの欲を抱かせたのは君しかいない
2
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まゆきち
野良猫が女王のように歩きおり密かに名前つけてしまえり
1
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可不可
他の何より難しいリクヱスト 今日なに食べる?何でも良いや
1
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水紫
一日の終わりに作る歌日記映し出される自分の心
1
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原磯絵馬
振り向かず脇目も振らず風の中あやうい春はまるで自転車
2
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横井 信
友たちの出会いと笑顔 それぞれの青春だった思い出の街
2
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横井 信
山寺へ枯れ葉踏みしめ神無月刈田にのぼる野焼きの煙り
12
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灰色猫
秋色にのびゆく君の影法師ふんづけてること気づかない君
10
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うすべに
夏仕事 山人の汗乾かして 杉の木立を秋風渡る
6
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つばす
何時の間にかシャワーの温度二度上がり 君の袖丈少し長くなり
5
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横井 信
少しずつ夏の記憶を消してゆく暴れる風に木々はざわめく
14
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青き銀椀
ありあけの前に目覚むるゆめの無きところへ落つるべきか朝や
10
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横井 信
それそれの街に降り積む月あかりそっと集めるささいな暮らし
13
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詠み人知らず
底辺にある淋しさが怒りへと変わる事さえ知らない老女
5
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トウジさん
布引の滝音深緑に溶け入りて 小雨静かな宮人の歌
3
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片井俊二
砂浜に静かな夏は訪れて波は連れゆく君の名前を
3
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谷村思亜
ふつふつと 歌が生まれいずるのは 静かに狂い続ける心
7
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ななかまど
地方紙の隅をちいさく賑わすも紙面に載らぬ熊の弁明
12
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