夕夏のお気に入りの歌一覧
コタロー
遠ざかる家路へ向かふ冬の夜のパン屋のパンの美味しい香り
9
もっと見る
滝川昌之
喫煙はしないが稀に他人(ひと)の擦るZIPPOの匂いに魅かれたりする
15
もっと見る
灰色猫
メッセージボトルに種を詰め込んで終末世界の未来へ贈ろう
15
もっと見る
つばす
冬ならでこたつの中で足会話 突き絡みてこっちへ来いよと
1
もっと見る
横井 信
数輪の花も開いてヒヨドリのまだまだ歌う冬の宴会
14
もっと見る
つばす
股関節痛さを直すためママチャリ ガリ股漕ぎで筋力アップ
3
もっと見る
横井 信
明け方の雨にぬかるむあぜ道にやさしく揺れるタンポポの花
15
もっと見る
詠み人知らず
明るくて 正直で 優しい 人プロポーズされ 消された幻
4
もっと見る
ななかまど
春節の雨が枯野をぬらすとき昭和の冬に戻りたくなる
14
もっと見る
滝川昌之
秋の日の風向きのまま立ち枯れた芒に日脚伸び冬茜
19
もっと見る
詠み人知らず
いい人を 演じるのは 絵空事 叩き潰した 心の悲鳴を聞け
6
もっと見る
千映
笹の柄湯飲みに愛のお茶注ぐ想い出だけが残る青春
8
もっと見る
コタロー
夕暮れの椋鳥たちはヒチコック電線埋めて黒く鳴きたる
9
もっと見る
千映
この国は四季がはっきりしてたという過去形になるか気になる未来
13
もっと見る
千映
パソコンの蘊蓄知らず二十年今や恋人触れない日はなし
6
もっと見る
横井 信
ひび割れた桜の幹に手を添えて振り返り待つ君の足音
16
もっと見る
横井 信
思い切り自由なときを過ごせればいいねと願うふたりの散歩
13
もっと見る
綿釣
郷愁の優しい夢に捕らはれて 現在のひかりに気がつかぬまま
8
もっと見る
滝川昌之
距離おいて眺めるくらいがちょうどいい冬の海でも巣立った子でも
23
もっと見る
詠み人知らず
君の笑顏 屈託のない 優しさに 一緒に笑へる 小さな喜び
7
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[36]