野々花のお気に入りの歌一覧
灰色猫
コンパクト小さな鏡に閉じ込めた一途な恋をひらいてください
16
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へし切
ぬばたまの闇に耀ふ月影の冴えたる冬の夜は静けし
26
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己利善慮鬼
今日もまた諦めに似た安らぎが夜の帳に姿を変える
8
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己利善慮鬼
君の夢さえ見なければ痛くない何より夜が優しくなった
8
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あふひ*・○・*
白銀を番う白鷺夕暮れの空の薄さに春を憶えり
13
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夢士
閨に入り太りゆく君眺めむと窓辺に在りて天空見やる
16
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みやこうまし
晩飯を一人作りて独り食うアンニュイ飛ばす一つのノルマ
14
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灰色猫
この海が鏡であるなら月光に浮かべる言葉はあっただろうか
19
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灰色猫
鏡面の泉の底へ沈みゆく私の言葉は雨のようです
19
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へし切
寂しさにこころの雪は解けのこり人の温もり恋しき冬日
23
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へし切
満ち欠けの月を眺めて ふと思ふ そうさ僕らは完璧じゃない
23
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只野ハル
そしてまた読めない気持ち詠もうとし時間ばかりが過ぎて行くのだ
14
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夢士
真っ白な畑に椋鳥飛び来たり雪かき分けて餌を探し居る
15
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林林
生きている起きているただそれだけで身体は必死に戦っている
20
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舞
ゆく時のとまる事なき空せみのひと恋う夜こそ夢幻しに
7
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灰色猫
雪の舞う恋歌と恋歌のページへと桜の栞を滑りこませる
15
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みやこうまし
夕飯の準備するのも楽しかり 自由削らる無我の充足
13
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夢士
階段の上りと下り鉢合わせ上りの吾が路譲りやる
16
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詠み人知らず
何故捨てた 何故捨てたのよ 戻し汁 どうせ美味しく出来ませんけど!
21
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詠み人知らず
空梅雨に萎れし紫陽花ヨサコイの鳴子にはずむ黒羽城址
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