野々花のお気に入りの歌一覧
岡宗春
きみの名は雪のころもに包まれたよべど届かぬ花しくらめん
5
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岡宗春
降りつもる夢の欠片を数えみてとおく汽笛のこころ切なく
8
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岡宗春
かたちある君の笑顏の奧そこに届く言の葉探さなければ
11
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岡宗春
流れゆき松やはやしの痩せかへる春まちわびる池の浮舟
7
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染乃
平凡が 幸せだって分かってる 洗い物する 息止めてみる
9
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北窓
昨日の墓に供えた早咲きの桜気にして冬の雨ふる
15
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夢士
丹沢の連山映ゆる朝の陽や並ぶバス停はく息白し
15
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夢士
雪解けや冬の陽だまり仏の座可憐に咲きて春を呼び寄す
15
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詠み人知らず
闇に慣れし眼に眩しき日が射せば緑の風に深く呼吸せり
14
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ななかまど
雪はねて登りにあえぐエスエルもやがて根釧の一部となりぬ
7
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岡宗春
しんしんと音も凍ゆる切なさは春はいづこと聲にもきこゆ
6
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滝川昌之
日が伸びて河原のやさしい夕暮れに斜め走りで消えてく仔犬
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己利善慮鬼
「今日」がまだ「明日」と呼ばれていた頃の恋に心が置き去りのまま
6
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岡宗春
言の葉の比喩と隠喩の狹間には何とはなしに心のおもふ
8
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岡宗春
春來たれ丘のうへにて咲き誇る花のさくらを胸にかかげて
6
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小鳥遊
該当するうたがありませんというトップページに寂しさ募り
6
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小鳥遊
何もかも 君の全てを知りたくて 過去を訊いても うんざりしないで
6
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詠み人知らず
万華鏡 のぞけば幾何の花が成る枠を外した ビーズひとかけ
12
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小鳥遊
どうしてか 辛い時だけ ここにくる 悲しいうたは 思いつくのに
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只野ハル
加齢と共に増す心理的慣性すぐ済む事を後回しに
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