桐生賄のお気に入りの歌一覧
藍子
花束の美しさ増すかすみ草主役にそっと寄り添うように
22
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石川順一
階段の電気のボタンが響きけり該当する曲すかさず聴きたい
11
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へし切
雄花落ち梅雨入り告ぐるや栗の花 涙の雨に泣き濡れて咲き
23
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灰色猫
美しい大和言葉を響かせようカタカナ言葉は傍らに置き
18
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灰色猫
春でなく真夏でもない七分袖手首の傷は晒されたまま
18
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灰色猫
ボルドーの注がれてゆく赤色は美味に滴る血の味に似て
16
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灰色猫
宵闇に化学変化が訪れてこれは恋だね貴女は遠い
16
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詠み人知らず
久方の 月影清けき初夏に 憂き心あり 風に揺蕩ふ
26
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詠み人知らず
その肩に凭れし者は酔わさるる 君歌ひたる雰囲気がごと
15
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詠み人知らず
汝の目にはどう見えてるの? 少しだけ芸を覚えた珍しい猿?
12
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詠み人知らず
同居人 寝起き悪しかり慌ただし 空けし壜を片付けもせず
12
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詠み人知らず
優しくも 掴みどころのないあなた 悔しいけれど惹かれているの
16
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石川順一
卓球のスーパープレイを見て居ると中国強しの理由が分かる
14
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石川順一
藤の実がもう出来て居る藤の花散ったばかりの憩ひの場所に
26
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滝川昌之
後輩がクレーム対応 汗まみれ 水分補給は枝豆添える
23
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詠み人知らず
しゃきしゃきのレタスで巻いたレタス喰み 贅を尽くすに 紙幣は要らぬ
24
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沙久
邪気のない笑顔とサーブを出すときの真剣な顔がシャッターチャンス
22
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沙久
「馬鹿だもん」と開き直るがいいさ、君 それが世界を変える呪文だ
26
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只野ハル
室温のビール煽れば醒めかけにまた眠剤を飲むことになる
17
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コーヤ
咲きひろぐシロツメ草の花の笑み編み込む冠が目に浮かびくる
16
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