桜ねこのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ミニチュアの街のようなる教習所されどクルマは危ういばかり
10
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詠み人知らず
トラックに苗を積んでは田にむかう雪解け水の黒部の地なり
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Chihiro
愛さないと決めたら君もカフェオレもきっと優しい午前四時過ぎ
15
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Chihiro
規則的に揺られることは慣れたからときには不意打ちのキスをして
9
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風花
雨上がり歌う囀り執拗にかき消す雨音クレッシェンドに
10
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呉竹の憂き節
鳴神も庵近くし背ければげに厭ふべく憂きは世の中
4
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猫の尾
寂しくて 並んで咽ぶ 彼岸花 影に踏まれて 彼方を想う
4
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詠み人知らず
この感じ休みの午後のイーグルス 軽いビールと 家族の写真
10
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あまおう
亡き父が好きで食べてた さくらんぼ 可愛いピンクが似合わなかった日
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まぽりん
五月闇ささらぐ瀬見の小川にはすだく蛍の影ぞながるる
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せん
どうしても参れぬ墓よ 紫陽花を一枝折りて空瓶にさす
11
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奏
梅雨の間の 陽射しを浴びて 鈴なりの 青いトマトが風に揺れおり
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恵
ゆゆし青まといて空はところせし見上げる猫のあくびの先に
31
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もなca
枝を切る鋏の音はひびきをり 雨の上がりしまばゆい朝に
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コーヤ
坂道で野ばらが白く咲いている吾立ち止まり息深く吸う
15
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詠み人知らず
愛人は猫族だった きつかった 吾を脅したり なぁなぁなぁと
12
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コーヤ
一面に陽射しの中で咲き笑う白バラ吾もずっと咲きたし
12
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潮月繁樹
日々褪せて娘がくれた父の日の美女と野獣の切符が二枚
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詠み人知らず
縁側で丸めた背中ぷちぷちと 爪を切ってる 歳をとったな
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ながさき
黒揚羽 眼前に舞い 蜜を吸う ドレスを纏う 貴婦人の如
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