Chicoのお気に入りの歌一覧
うすべに
くすのきの葉擦れのうたを追いかけて みどりの鈴が揺れてこたえる
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うすべに
ビルの群れ 空をせばめたいいわけに山の写真のショーウィンドウ
13
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うすべに
涼しげに柳ゆれても鳩と鹿 人だけじゃないミストのまわり
13
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うすべに
湧きあがる入道雲に ただ雨を願えるほどの大事な平和
14
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うすべに
つらい冬 悲しいことも風の中 いつか話せる春の陽ざしで
21
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うすべに
指先が 世界のすべてになった夜 うつつに帰る雨はみぞれに
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うすべに
燈籠のならぶ柱の朱にゆれて ささやく闇に祝詞しみいる
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横井 信
本を読むページをめくるつかの間に風の音聞く嵐の窓辺
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び わ
終戦後七十八年経過する黎明八月一五日の日
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音蔵 雅秀
暴走の 爆音聞こゆ体力を 持て余すかや時の迷い子
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只野ハル
猛暑日にエアコンいれず耐えたからクーポンじゃなくビールください
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只野ハル
久々に新潮文庫求めれば紐のしおりは昔のままに
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只野ハル
アオサギが貸農園の柵に立つベジタリアンではないのだけれど
4
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只野ハル
友達が良かったという「貧しき人びと」読みながら苦戦している
2
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只野ハル
三十一文字プラスマイナス二文字くらいに収まっていればいい
3
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只野ハル
音楽を頭の中に入れるのでなく音楽の中に居たいのだ
4
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只野ハル
見られることなく枯れていく花のほうが多いと思ったりする
5
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只野ハル
並行世界のケガしなかったボクが旅行に出かける時刻だ
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只野ハル
四人部屋の廊下側の陽の射さないベッドで薄れてゆく日焼け
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只野ハル
看護実習生の指が脱がせ身体を拭いていく皮膚が目ざめる
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