和草のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
こつこつと地味な企業で生きてきた あなたたちこそ 主役なのです
16
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野々花
パレットに三十一文字を絞り出し自分の色で歌が詠みたい
14
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まつり
散らばった夢のかけらを集めてはスノードームに閉じ込めている
6
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まぽりん
継ぎ紙に今日も流るる恋がたり書きつたへたる水茎の跡
37
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舞
子を愛す父母となる若者もランドセル負うこの子らもまた
13
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野々花
散らばった記憶の欠片押し込んで無理矢理作るジグソーパズル
6
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野々花
「明日咲く」と言われて買った水仙が他人行儀な二分咲きの朝
18
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恣翁
郎女は 呼吸弾ませてしがみ付き 吾を 露零す花弁に包む
16
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さゆ
悲しみと幸せの同居 我が心苦しく胸が痛んで辛し
6
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夢士
ギター弾く指先じっと見入る子のキラキラ眼ママは別人
15
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へし切
甘やかなかほり残して水仙花 首をかしげて何思ふかな
22
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へし切
久方に懐かしい御名の言の葉にふるる宵居に和む吾かな
20
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恣翁
戦ぐ蘆に艫隠るれど 水押し見え 冬の苫屋に炊煙の立つ
21
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林林
搾りきる柚子を刻みて砂糖混ぜお湯を沸かしてあの人を待つ
16
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ながさき
世の中は 「みんな違って、みんな良い」 桜梅桃李 皆が輝く
34
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富鴨
洗礼者 器官の精液がヒトの上澄みならば tumbling down。。。
3
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コーヤ
香り立つ真っ赤なリンゴ半ぶっこ二人で食べる甘いひと時
15
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あふひ*・○・*
濃紺の宙には下弦の月ひとつそういやいつも居てくれたっけ
12
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詠み人知らず
憂うつは一反木綿が連れてくる 小さなやつだ 葉書みたいに
22
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へし切
西方にみじかき冬の日は傾きあかねに街の影はのびゆく
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