千映のお気に入りの歌一覧
舞
訪う者に声ひとつ無き墓石かな止むことはなく蝉時雨降る
21
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恣翁
幾度も 扇子のごとき漣の 渚に光り 押し寄せたりけり
17
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桐生賄
月一度 会いに行きます 弟に元気だったと花を供えに
15
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秋日好
朝露に濡れて花がら摘んでいた君のダリアがまた咲いてるよ
23
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秋日好
応援歌 何とかやっていけよって好きだった庭頼んだぜって
13
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むくり
言の葉は 祈らむために 生まれしと思ふこころに 喜びの沸く
10
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只野ハル
十五億年差のすれ違いでも君の名残の声を聞きたい
13
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矢車菊
麦藁帽ふいに香るよ思い出が思い出になるこの瞬間に
9
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キュン太郎
初デート 朝が来るまで 待ちきれず遠足を待つ 子供みたいに
19
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コーヤ
亡き母の野花のようなやさしさが吾の心をやさしくしてる。
15
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矢車菊
母に会えぬ夏の長さよわたくしはそれでも永久にあなたの娘
12
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へし切
あさがほの穂に咲き出づる今日の朝のびゆく空は澄みわたりけり
21
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矢車菊
てのひらに蛍が淡く光るやうな真夏の夜の青きカクテル
22
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詠み人知らず
「別れよう」言ったあなたが辛そうで聞こえぬふりの背中が哀し
18
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守乃みさと.
あの人とあの娘が去っていく時を息をせず待つ 文月、青葉闇
16
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咲草
「それじゃあ。」とその一言が言えなくてずるずる続く二人の時間
13
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りゅう たいせい
通勤時 片肘ついて 見る窓に映る自分へ 微笑み返す
9
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守乃みさと.
クーラーが効き過ぎた窓開けたらばむっと入り来る夏景色かな
17
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詠み人知らず
物ひとつ手放したれば新しい物に出会える隙間をつくる
15
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falcon
新聞に恩師の訃報よみがえる温和な口調厳しき批評
13
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