コーヤのお気に入りの歌一覧
夕夏
しょしんしゃがじーせんじょうでふきょうわおんをひきまくってるばいおりん
3
もっと見る
中野美雄
きみの逝きし不可思議世界おくれゐて 不可思議なれば只に悲しむ
7
もっと見る
夕夏
さほどかわらぬししつをとわずらくせんあすはわがみのとうひょうりつ
4
もっと見る
矢車菊
初夏の銀河の森の奥深く淡き光のひとつをきみに
26
もっと見る
石川順一
登山して句作せし日を思ひ出す雲海は無くそれでも疲れ
17
もっと見る
千映
娘さん息子になりて結婚し愚痴きいてほしと寂しさ滲む
8
もっと見る
美津村
窓の光夕べのびきて煉瓦積む我が身のまはりにはかに明るし
7
もっと見る
美津村
雨の溢るる樋を見に来し倉庫の屋根桐の落葉が蒸れゐて匂ふ
7
もっと見る
美津村
ブレーキが遅れ若きに怒鳴られぬ厄年を過ぎ感の鈍りし
8
もっと見る
美津村
やうやくに煉瓦降ろししトラックの下に呆けし猫が寝そべる
8
もっと見る
中野美雄
蛍袋の夕べ降り出づる五月雨にほの耀へば逝きひと思ほゆ
8
もっと見る
只野ハル
廃線は敗線とも書けるモータリゼーションに対しての、でもね
15
もっと見る
只野ハル
代り映えのせぬ今日の終わりにひとりいつものビールを飲んでいる
21
もっと見る
美津村
首をすくめ避けしつもりがヘルメットにあたりし湯玉音して爆ぜぬ
7
もっと見る
ガイトさん
新米のようでゆっくり温度上げ夏始め出す赤き太陽
7
もっと見る
美津村
鋳物師が茣蓙に寝てゐる昼休み物音しのばせ煉瓦を運ぶ
10
もっと見る
中野美雄
明るきはかなしきことぞしんじつの明るさははやかなしみにみつ
9
もっと見る
夢士
雨上がり雲たなびきて山青く東北道や梅雨の夕映え
21
もっと見る
石川順一
ユディットが王者の首を取って行く配管工の娘も然り
7
もっと見る
石川順一
植木屋がビールを飲めば忘却しママのいかさま山道の杖
9
もっと見る
[1]
<<
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
>>
[2533]