守乃みさと.のお気に入りの歌一覧
只野ハル
閉校の最後の夏の九人の一人倒れて伊都かなし
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コーヤ
暑さなか風に揺れてる白芙蓉花がほのかに涼しさ誘う
15
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コーヤ
夕暮れて紅さす花の子守歌合歓の葉閉じて深き眠りに
24
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コーヤ
ギラギラと照り返したる夏の陽よマリーゴールドの花より眩し
12
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コーヤ
仲良しの子らが語らう声高く野花も笑う賑やかな道
15
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夢士
世の流れここで換えむと身を呈す声なき声や千代に八千代に
16
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夢士
盂蘭盆会送り火炊きて精霊の棚の西瓜を孫に与えむ
19
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夢士
半年が過ぎて気づきて文月や年賀四等四枚有りと
15
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夢士
炎天を訪ねたずねてたどり着くおしぼり一つおもてなし受く
12
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夢士
ヤットーと声かれるまで打ち合ひて防具に染みる青春の汗
14
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舞
夜の雨に洗われ新た七月の朝の青葉に降る蝉時雨
22
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舞
階段を駆け昇りゆく若者の背を見上げたる老い踏みしめて
24
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舞
ひと しのぶ 記憶の底の 澪深み 秘すことだまを 恋と云うらん
22
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舞
行きゆきて帰らぬときを術無くも人振り返る生きるよすがに
15
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舞
果て青き空の高みを独りゆく哀し鳥の名知るひとも無く
17
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リクシアナ
哲学とともに旅するムムリクのおさびし山を歌う短か夜
15
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リクシアナ
すじ雲の行方知らねど連れ立てば牧柵こえて絡む夏草
21
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リクシアナ
風ぬける印度更紗を肌にきて時の小舟の帆に委ねゆく
19
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リクシアナ
二十五度釣りを駄賃に酒屋にてアイスキャンディー買いし夕焼け
16
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リクシアナ
風便りとだえて遠い街灯りみおくる頬に車窓の小雨
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