新座の迷い人のお気に入りの歌一覧
へし切
風かほる五月の山はさみどりに衣かへたりはつなつの色
17
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灰色猫
初夏の睡蓮鉢の浮草に安らぐように琥珀のめだか
26
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横井 信
咲き誇るつつじの小道 健やかな歩みにそっと風が寄り添う
17
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横井 信
クスノキを訪ねた街で巡り会う小さな花の優しい香り
14
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KEN
懷かしき 幼き頃の 夢に覺め 唄の續きを ラジオより聽く
11
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幸子
疲れ果てし身を沈めるは近江とふ昏き器か子の宿る海か
16
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滝川昌之
湯船からまだ人肌の菖蒲出し ゆく季節(とき)を知る夏の立つ朝
23
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横井 信
葉桜の耳をくすぐる清き風みどりに香る木漏れ日の道
19
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灰色猫
五月雨の芝の桜や今しばし心休めていつか咲かばや
28
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雪柊
観光地待っている時間はお手の物オチャラカホイに「どの節繋いだ?」
10
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へし切
年ごとにわらべの数の減る国の何か祝いのうれしからまし
22
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只野ハル
平成の最後の夜に平静にひとり平生振り返りみる
9
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舞
君の名をノートの隅に書いて消し授業の合間盗む横顔
13
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KEN
遙かなる 淨璢璃の夢 にほふかな 切り立つ岩の 藤に澤風
13
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inosann
「空しい」に「何故、空しい」と尋ねれば「無欲に生きよ」と吾が背を押しぬ
16
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滝川昌之
「たまに来る実家はいい」と泣けるよなセリフを置いて子は帰りゆく
23
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横井 信
心地よい汗を拭えば青空に雲を流して休みは終わる
10
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横井 信
クスノキをくすぐる風に駆けあがる展望台でつなぐ手のひら
15
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灰色猫
憂う日も晴るる日もあり身のままに風に吹かるる花にあれせば
23
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夢士
うたのわの里も若葉の風薫る久しく離れ立ち寄りて今
18
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