新座の迷い人のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
冷まし湯でいれた緑茶はほの甘く亡母はこんなところにもおり
20
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へし切
父になる 明日という日がひとつが増え 己の「責任」 嬰児の「将来」
18
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横井 信
柔らかな夏の日差しに揺れている枝からひとつ舞うみどりの葉
12
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横井 信
爽やかな香り漂うそよ風とシロツメクサの広場にひとり
15
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滝川昌之
そのだるさ五月病かもしれません早めの休暇が処方箋です
20
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コタロー
朝風呂の後の散歩の清々し風に吹かれて空飛ぶここち
18
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藤久崇
はらはらと 散りゆく紅を なぐさむや 影に薫れる 青き葉桜
17
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KEN
大巓の 森の根開けに 咲く花の 白さあればと 戀を弔ふ
12
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へし切
春くれて山はほのかにあさみどり色をうつして咲ける卯の花
26
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滝川昌之
成りたての親は寸暇も餌さがし旋回つばめの斬る風青し
23
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横井 信
次々と進む田植えに土色に川は流れてゆるやかに夏
16
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灰色猫
あきらけし月眺むれば梔子のはつか匂へる夏の立つらむ
24
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KEN
風毎に 散り積む藤の 蒼の中 稚兒百合の花 ぽつりぽつりと
16
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雪柊
人間は心と説きつつ借金を申し込む君 心は何処に
6
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春咲
遠き日の教本ひっぱり出して見る「父子」もあるかも相似条件
10
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桜田 武
津々浦々お祭りの令和元年維新の如くに「ええじゃないか」
5
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朝野沙耶
濡る目蓋押し上ぐ指は何処にや消え果つままに心破れて
4
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KEN
焦がれ盡き 噛み切る爪の 落ちる如 細き孤の月 山影に消ゆ
10
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舞
葉桜に残った花のうすべにのあえやかに咲く色のいち輪
9
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滝川昌之
若竹の皮で包めばおむすびに防菌効果と初夏の移り香
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