大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
ふじこ
幼子がなにやら唱えペンをとる笑顔で見せるが解読不可能
10
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夢士
蜩の声聞く里や滝飛沫心洗われ暫し佇む
11
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夢士
滝飛沫苔むす岩に蝶の群れ暑さ凌ぎて水を飲みをり
18
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葱りんと
グスベリー もう食べられる?まあだかな? 鈴なりの枝 庭先のおやつ
10
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わび助
参考書抱いて眠ればうなされる夏の暑さか単語の夢か
5
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わび助
青と赤のお空を飛んだらメガネが染まる懐かしい歌を口ずさむ午後
4
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石川順一
ナポリタン食べて本屋へひた走る街の風景写真撮りつつ
11
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石川順一
紫の葡萄カルピス炭酸で飲んで居る日々夏の骨格
18
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灰色猫
生きている証としての抜け殻を残し蝉らは夏空に燃ゆ
20
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さへき さうじん
お友達ファーストの疑念 晴れざりき 反省の弁 空々しきかな
7
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舞
老いひとの背にも似たるか公園に子もあらなくに蝉のみぞ鳴く
10
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inosann
珈琲の香に解れるひと時に軽き頭痛も和らぎ行くかも
22
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恣翁
滑らかに 濡れて光れる翡翠ぞ 青かる魚し 突き進むめる
17
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falcon
沢瀉はすらりと白く子供らが釣り竿持ちて駆け行く水辺
18
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灰色猫
物事はほんと小さく他愛ない責任ばかりじゃ息が詰まるよ
15
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Chico
球場は快晴なりとアナウンス 自棄に高鳴る君が心臟
22
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詠み人知らず
綿すげは雲海の如ひろがりて木道を歩く心浮かれつ
23
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川島さかな
いつか食べたアボカドの種芽を出して育てた妻の怖さ掲げる
6
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まあさ
青楓の 枝にしっかり しがみつき 蒸暑に耐える 蝉の抜け殻
21
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桜田 武
晩酌の大吟醸命の選択一升瓶の残り気にかけつつ
7
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