大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
コタロー
日曜日小さな町の公園でサッカーボール蹴り會ふ親子
5
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滝川昌之
後輩に司会をとられた円楽のように落ち込む河津桜は
18
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藍子
五年間想い続けた初恋も卒業の日に終止符を打つ
12
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灰色猫
いつまでもふたり一緒と誓ったねあなたがいない春が咲きます
24
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滝川昌之
枕木は空を見上げて過ぎし日の耐えた重みにふと息を吐く
24
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幸子
ザアザアと水かけられても弾き切るブロッコリーよ若さ分けてよ
10
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葱りんと
雪の間に 顔出す土から 緑の芽 2センチの矢に 射抜かれ震える
8
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夢士
春彼岸白木蓮の風にゆれ冷たき水や洗う石塔
19
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詠み人知らず
玻璃に背を向け事務仕事 小春日が字乱す 蚯蚓ののたくりぬがに
8
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アガサ
若者の使う新語がわからない さりとて古語も辞書を片手に
10
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矢車菊
ため息ひとつこぼれるように花ながれ誰かに会えるたしかな予感
15
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詠み人知らず
見られたい読まれたいより 吐き出したい欲で詠まれた歌の引力
15
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吉野 鮎
A I が二人のこころ忖度の指南に漕がる舟深き河へ
8
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石川順一
薄皮のコーヒーゼリー入りのパン炭焼き珈琲クリームのパン
17
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石川順一
給油して山へと向かう我らかなコンビニに寄りお茶などを買ふ
10
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石川順一
「つぐない」が殆ど歌える不気味かな二度目に歌えば混乱ひどし
13
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石川順一
ジョウビタキ梅の木に来て遠くから眺める我は気付かれないかな
13
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夏恋
テキトーに性格悪いあの人は今頃どうしているのだろうか
7
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滝川昌之
壮大な墨絵のような雨雲が水平線から浜を窺う
18
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へし切
知る知らぬなにか応えのあやなきを人にこころのなきが故なり
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