大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
子どもらに車とられてテクテクと妻と二人でお散歩愉し
23
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半格斎
ふる里に想い残して角曲がり 娘家族の車消えゆく
15
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安井シンゴ
風鈴は居間に飾られ天然の風受けぬまま夏過ごしおり
8
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真雪
「子供部屋に布団敷いとるけん」私の部屋は永遠の子供部屋
10
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藍子
大自然大水地震多々あれど復興と呼ぶ力に負ける
11
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石川順一
スーパーで車の扉が閉められて手の甲に出来る鮪の様な跡
16
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ながさき
屋久杉の 命は千年 尽きずして 天空までも 伸びんとす
30
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関山里桜
旧港の廃れし白き燈台に君と短き夜を過ぐさばや
9
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滝川昌之
雨が止み不意に鳴きだす蝉たちのカーテンコールに戻れ夏空
23
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へし切
送り火に君は黄泉への帰り路を心ぐしくも牛は歩めリ
28
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リクシアナ
「終戦はどちらでお迎えでしたの」と問う祖母ありてガラス器の汗
22
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ふじこ
あたたかい笑顔に送られ帰る日は家路がやけに遠く感じる
12
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まあさ
青草に 残って光る 雨粒へ そこかしこから 降る蝉時雨
21
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藤久崇
くろがねに 我が血を染めし 島守の 文に返さで 何や保たむ
24
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詠み人知らず
削られた分だけ身についたのかと斜めの靴の踵に問うて
8
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さんた たつに
はやぶさの偉業を伝ゆハイビジョン。散り散りに焼ける様さえ鮮明
10
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中野美雄
ほそみさみどり姥百合のつぼみ開きぬ 雨の朝ましろき花の雫きよらに
7
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中野美雄
明けの雨に濡れつつ開く姥百合の ましろき花にひかる雫の
10
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千映
日本語の乱れに母は立腹し「マジってどういうことなのよ」
12
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二厘
ひさびさに会って撫でてはみたものの実家の犬の齢をしらない
7
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