大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
横井 信
朝がすみ 対岸の街 霞ませて ますます遠く 行く手を阻む
13
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横井 信
雨の日の 朝に流れる 静けさに 活字を眺め 憂鬱を宥め
14
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葱りんと
体拭き 足拭き尻拭き 家に入れ 一夜を過ごす 暖かかろう
13
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葱りんと
黒猫に クロと名づける 見たまんま 人間だったら こうはいかない
12
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葱りんと
ノラ猫は 家猫になり ひざの上 ぽかぽか温め 我をダメにす
13
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千野鶴子
ドアを開け遂にコートの出番かと吐き出す息の白さに思い
5
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紫草
作歌ハイなるがあるらし午前四時眠れぬ夜は指折り禁止
16
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己利善慮鬼
夕焼けを忘れたように落ちていく空の彩度を傘越しに見る
11
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夕夏
えんにちでかいもとめたるふうりんのねをのきさきにきみしのぶなり
7
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石川順一
一日中雨のアンニュイ冷え冷えと訪問者にも過失の野次が
13
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へし切
秋の雨しくしく降れば鬱々とこころも晴れぬ鈍色の空
27
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石川順一
何回も読み慣れて居るコラムなので下部が撤去は直ぐに分かった
11
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石川順一
ピーマンやとんぶり・オクラ秋の季語朝顔カンナオシロイバナも
11
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Akko
十五夜を 過ぎてぞ餠の かなしけり 浜たつ舟の 真櫂負ふ砂
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あゆか
イベントの試食の豚汁おいしくて味噌を使ったおかず考案
18
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灰色猫
命懸け平均台をじゅんばんこお前が死んだらつぎ俺だから
17
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詠み人知らず
人様の心象量るは難儀なり 己心ですらも掴めぬものを
20
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日置鳩子
叶わぬと知りて隣で口にする嫌われたくてピアニッシモ・ベヴェル
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こぐまじゅんこ
ばば昼寝しているすきにはるくんはおもちゃを散らかし遊んでいます
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関山里桜
頬杖に柔き寝顔をあづけたる君の口許あどけなく見ゆ
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