大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
心根の温さ素直さ匂ひたる 素朴に詠まれし短歌の魅力よ
15
もっと見る
桜田 武
我が宿で冬を過ごせし蜘蛛外に春の陽浴びよと慈悲の心で
7
もっと見る
灰色猫
はらはらと桜花が描く曲線の舞ゆく先は初夏のてのひら
24
もっと見る
詠み人知らず
身のまはり賑はへど一人は独り 心の翳ぞ遣らむ方なき
12
もっと見る
石川順一
鮭だけで飽き足らなくて茶漬けまで食べる夕餉の二杯目のご飯
11
もっと見る
コタロー
農耕の隅に咲きたる草花は小さきままに空を見上げる
6
もっと見る
詠み人知らず
現世に叶わぬことも多かれど花咲くいまの香気いつくし
15
もっと見る
行中納言中将知師
野の若菜芽だに出でぬる春なれど さくらぎに問ふなぜ待たすとぞ
5
もっと見る
行中納言中将知師
北国の雪のとけぬる春日和 花の咲く前こぶし散るころ
5
もっと見る
詠み人知らず
くしゃくしゃに丸めた過去を蹴られずに 続けたくないこのリフティング
13
もっと見る
横井 信
昼ビール 流れる時間 緩やかに 古きレンガの 赤い建物
13
もっと見る
詠み人知らず
印象はどうあれ勝負はそこじゃない 広がるおでこ気にしてる君
11
もっと見る
詠み人知らず
他人へのイメージ勝手に作り上げズレてるからって文句言う人
11
もっと見る
石川順一
古本屋寄れば帰りに煙り出す車に出会う真冬の日かな
13
もっと見る
へし切
アナログに刻む秒針 老いの日々 時の流れはゆるやかに過ぎ
22
もっと見る
滝川昌之
怪我をして冬木に癒えた小雀を元の塒へ戻す惜別
18
もっと見る
恣翁
ズック靴干せる背戸なる杏花より 長閑けき春や 溢れ出づらむ
15
もっと見る
石川順一
枚数が増えれば気遣う写真かな保存の時に綻びが出る
8
もっと見る
石川順一
土筆ある犬ふぐりある仏の座梅は散ったが黄水仙あり
10
もっと見る
夏恋
どろどろの汗にまみれて自主トレ完汗の美しさなぞ遥か昔よ
8
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[72]