林林のお気に入りの歌一覧
更紗
散る時が一番綺麗な花だから忘れられずにまた春を待つ
15
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夢月
春せめて色なき心を恋色に嘘でも染めたし桜の散り花
7
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あんとん
人人人と 手に書いてのむ こわくない 春一番の 次の番
4
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鞠花
嫁に来い初夏にまぎれて君は言ふ黒き瞳の潤んで見ゆる
7
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もり
闇のなか祝祭あるとしたならば強かな男女解きなき宴
4
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夢士
お帰りの挨拶に変え拍手する春風に乗り友帰り来む
17
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浅草大将
年ごとに花ぞ愛しくなりにけりあと幾たびの春かと思へば
20
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松本直哉
舞ひおつるはなびらを手にとらんとて樹下のをとめらをどるがごとく
4
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潮月繁樹
いきてとも よせてかえすも はかなくも はるめぐるのも みなかぜととも
12
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潮月繁樹
尊厳を失ってゆく 老いるとは静止画像の駒送りにて
10
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潮月繁樹
一片の花びら栞 挟みおく 心の隅の君の想いで
11
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潮月繁樹
山頂で君のつくった海苔ムスビ 絶景かなと春食らうなり
15
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詠み人知らず
高嶺には嵐吹くらし吉野川筏に積もる花の白雪
7
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詠み人知らず
進歩する科学や医学めまぐるしされど倫理は古典にかえれ
10
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詠み人知らず
舞う蝶にはにかみうつむく水仙の乙女心に風よそわそわ
23
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舞
濡れてゆく春こぬか雨制服の少女の傘に降る桜色
9
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みかるん
戦争に貧困リストラ原子力 だから今、君とキスがしたくて
5
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紺野
奥歯で噛み砕くミントのあまさとにがさ 出来ないキスとさよなら
2
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周小黒
忘るまじ 色は匂ひて散りぬるも 花の命は己れ次第と
4
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詠み人知らず
群鳥の間近き声に目覚むれば日はなほ高し花の下陰
5
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